ジェネレーションギャップ – 公益財団法人 九州先端科学技術研究所

ジェネレーションギャップ

2020年がスタートして1か月余りたちましたね。今年は東京オリンピックもありますし、2月は最初の令和天皇の誕生日(23日)も迎えます。昭和→平成→令和まで過ごしたワタクシ。

色々な場面で世代ギャップを感じることはありますが、最近、東京から就職で福岡に住むことになった若者と話す機会があり、何気ない会話から”記憶する種類”が全く事なることに驚きました。

記憶する種類というと大げさなのですが、なんというか私にとっては、自分の感情とセットになる出来事が若者にとってはタスクの一部にしか過ぎない。という発見なのです。彼が福岡にいるのは赴任がきっかけで、それまで訪れた事はなかったそうです。そこで、彼に福岡に初めて到着した日の事や印象を聞いたところ、覚えてない…と。なんとか具体的な出来事を思い起こそうとその時乗った航空会社や食べたお昼の事など聞いてみますが、全く覚えてないとの事。

「ネットで予約したので、履歴見ればわかりますよ。」と言うけれど、彼曰く、予約するまでは記憶しますが、段取りがすんだら特に覚えておくことはないですねーと。

例えば、音楽を聴いた時に、その時の自分の思いがよみがえってくることないの?と話をする私に、そんな経験全くないです。と鼻白んでいる様子。

だからスマホがないと本当に困りまくりです。アラームに頼ってますから。と。時間管理を徹底してるという点では、私の若い頃よりずいぶんとしっかりしてますけどねー

優先順位はどうやって決めるの?と尋ねると、それも自分にとっては、仕事、趣味の釣りとネコ。だから、休みの日は相島によく行きますよ。とのこと。

「そういえば、相島行のフェリーの時刻表」は覚えてますね。ボソボソ話をしてた若者がちょっと照れた様子だったのは可愛げがありましたけど。。。

実際、私の生活時間の中でタスク以外の自由時間をまとめて取るって難しい事です。だから、世代の違いではなく、時間の使い方の違いかも。。タスク管理学びたいです!