交流・協力事業 – 公益財団法人 九州先端科学技術研究所

交流・協力事業

第67回 ISIT 定期交流会

■日時
平成22年2月8日(月)
講演会 14:30~17:00
交流会 17:00~18:00

■会場
福岡SRPセンタービル(ももちキューブ)2階 SRPホール
(福岡市早良区百道浜2丁目1-22)

■テーマ
「Android、その技術と広がるビジネスチャンス」



■講演1
『Androidビジネスの現状と今後の可能性』

■講師
富永 英夫 (とみなが ひでお) 氏
(社)Open Embedded Software Foundation(OESF)
(沖通信システム株式会社)

■講演概要
 Android は、米Google が中心となって組織したOpen Handset Alliance が提供する携帯電話向けプラットホームです。
 Android は、携帯業界ばかりではなく、組込み機器の標準的なプラットフォームとして利用が可能であり、自動車、家電機器、事務機器等あらゆる業界で注目がされています。
 Android によるビジネスの現状と今後の可能性についてご紹介しました。

■講師プロフィール
1962年 東京都生まれ
1985年 日本大学生産工学部電気工学科卒業
    沖通信システム株式会社入社
    以降、官公庁向け構内交換機、リアルタイムOS、NTT基幹交換機
    及びメーカ向けモバイルの開発に従事。
2009年 一般社団法人Open Embedded Software Foundation(OESF)に加入
    Network & Security Working Groupコーディネータ及び
    Academic Collaboration Program(ACP)事務局に就任



■講演2
『Android の技術とその展開』

■講師
杉本 礼彦 (すぎもと よしひこ) 氏
日本 Android の会関西支部長
(株式会社ブリリアントサービス代表取締役)

■講演概要
 Android の本質とは一体何なのか? Google が Android を使って行っている戦略とは?日本の産業が負けない為にはどうすればよいのか。
Android が日本の組込み業界へ与えたインパクトについて、すでに変化をはじめている事象を現場からの目線でご講演いただきました。

■講師プロフィール
株式会社ブリリアントサービス代表取締役、日本 Android の会関西支部長、
携帯電話の黎明期から携帯電話のソフトウェアの組込みのエンジニアを経験。
2004年11月 株式会社ブリリアントサービス設立、
Android に関する技術を研究している。Android によるオープン化の波が中小企業にもチャンスがあり、技術者を育てることが長期的な経済発展にもつながると信じている。



■講演3
『日本 Android の会福岡支部がやりたいこと』

■講師
渡辺 慎二郎 (わたなべ しんじろう) 氏
日本 Android の会福岡支部長
(株式会社 Fusic(フュージック))

■講演概要
 日本 Android の会福岡支部では、これまでに、ライトニングトーク(LT) と オープンスペーステクノロジー(OST)によって参加者の顔合わせと情報交換(顔合わせ勉強会)や
Android アプリを構想、設計、実装までの勉強会(Hackathon(ハッカソン))を行いました。今後、BeagleBoard という基盤を使ったAndroid を組み込みから学ぶ勉強会や福岡オリジナルのAndroid を作る計画です。これらの取り組みについてご紹介いただきました。

■講師プロフィール
JAVA、Ruby On Railsを中心とした開発を手がけている。ユーザーインターフェースを追求しており、Flex や Ajax を使用したアプリケーションの開発が得意。



■主催
 福岡オープンソースソフトウェア研究会(福岡OSS研究会)
 財団法人九州先端科学技術研究所(九州先端研ISIT)

■後援
 福岡市

■参加者
 85名