交流・協力事業 – 公益財団法人 九州先端科学技術研究所

交流・協力事業

第37回 ISIT 定期交流会

■日時
平成14年11月5日(火)16:00~18:40

■会場
福岡 SRP センタービル(ももちキューブ)
2階 視聴覚研修室
(福岡市早良区百道浜2丁目1-22)

■テーマ
「産学官連携による事業化への取組み」
 ~大学の持つ技術の移転を受けて育つベンチャー~
 
■講師
井出 博之 氏
株式会社ユージーン 代表取締役社長

■内容
 熊本大学山村教授との共同研究(遺伝子改変マウス作成技術の研究)の成果を活用した、大学発ベンチャー (株)ユージーン、同様に熊本大学で生まれた生命科学分野の技術シーズを事業化する目的で起業化され、今や上場目前の(株)トランスジェニックなど、全国でも注目されているバイオベンチャーの成り立ち等(産学官連携による事業化へのサクセス・ストーリー)を紹介しました。更には国立大学の進むべき道を産学官連携という切り口でお話しをしていただきました。

■講師プロフィール
1965年3月 九州大学大学院薬学科 薬学博士
1965年4月 米国タフト大学医学部講師 毒物病理学に関する研究
1968年4月 福岡大学薬学部助教授 酵素化学に関する研究
1974年4月 久光製薬(株) 取締役開発本部長 新薬開発に関する各種研究
1981年6月 九動(株)安全性研究所 代表取締役社長(兼)
        医薬品の安全性研究対応のSPF実験動物生産会社 九動(株)を設立
1985年4月 (株)パナファーム・ラボラトリーズ 代表取締役社長
        医薬品の安全性、薬効、代謝研究の前臨床受託研究機関 (株)パナファーム・ラボラトリーズを設立
1993年4月 (株)パナファーム・ラボラトリーズ 取締役相談役
        熊本大学医学部 山村研一教授とのトランスジェニックマウスを用いた医薬品の開発試験についての
        共同研究
1996年4月 福岡大学薬学部非常勤講師(兼)
1999年7月 (株)パナファーム・ラボラトリーズ 相談役
        熊本県生命科学検討会委員(財)熊本テクノポリス財団バイオ研究開発推進委員会委員
1999年11月 科学技術振興事業団 プロジェクトリーダー
2000年4月 熊本大学地域共同研究センター 客員教授
2001年10月 (株)ユージーン 代表取締役社長
<受賞歴>
1979年4月 科学技術長官賞
1979年4月 市村賞(新技術開発財団)
1990年4月 発明協会会長奨励賞(発明協会)

■主催
 (財)九州システム情報技術研究所(ISIT)名

■参加者
 53名