第32回 ISIT 定期交流会
■日時
平成13年10月9日(火)16:00~18:50
■会場
福岡 SRP センタービル(ももちキューブ)
2階 SRP ホール
(福岡市早良区百道浜2丁目1-22)
■テーマ
「福岡における ADSL利用体験」
-九州ギガポッププロジェクト(QGPOP)による ADSLモニタリング-
■講演者
○コーディネータ
大部 勝基 ((財)九州システム情報技術研究所(ISIT) プロジェクト推進部)
○パネラー
岡村 耕二 氏 (九州大学 情報基盤センター)
坂本 幸功 氏 (九州大学大学院 システム情報科学研究院)
柴田 尚明 氏 ((株)日立製作所 産業システム事業部 九州システム部)
下川 俊彦 氏 (九州大学大学院 システム情報科学研究院)
平原 正樹 (ISIT第2研究室)
■概要
「5年以内に少なくとも3000万世帯が高速インターネット網に常時接続可能。1年以内に全ての国民が安価にインターネットに常時接続可能を目指す。」という『e-Japan戦略』がスタートしました。
米国,韓国などでは高速,常時接続のインターネット接続手段のひとつとして早くから ADSLが普及していますが,ご存知のように我が国においても料金低減が進み急速に広まりつつあります。
広帯域研究ネットワークを構築して次世代インターネットに関する技術研を行っている QGPOPでは,ADSLの実用性を探るため,商用ADSLの利用実験を実施しました。
今回は,ブロードバンド接続に期待されるストリーミング配信やネットミーティングに代表される Video Conference(ビデオ会議),また常時接続の環境において今後重視しなければならないセキュリティー確保の重要性などに ついて概説するとともに,家庭での利用体験を紹介しながら,会場参加の皆さんと意見交換をしました。
■九州ギガポッププロジェクト(QGPOP)の概要
九州ギガポッププロジェクトでは地域の産学官が連携し,共同研究開発活動を支援するネットワークインフラを整備しました。国内外の高速研究開発型バックボーンと接続して高速インターネット技術や高度アプリケーションに関する研究開発を進めています。
[QGPOP Web site URL]http://www.qgpop.net/
■主催
(財)九州システム情報技術研究所(ISIT)名
■参加者
93名