交流・協力事業 – 公益財団法人 九州先端科学技術研究所

交流・協力事業

第55回 ISIT 定期交流会

■日時
平成18年10月10日(火) 16:00~18:30

■会場
福岡 SRP センタービル(ももちキューブ)
2階 SRPホール
(福岡市早良区百道浜2丁目1-22)

■テーマ
「IT 業界における女性技術者・研究者の更なる活躍のために」

■講師
渡辺 善子 氏
日本アイ・ビー・エム株式会社 常勤監査役
PMIT (Project Management Institute Tokyo) 理事・PMP

■内容
 日本 IBM グループは、21世紀のあるべき姿として「VISIONe(ビジョン・イー)」を掲げています。そこで示したビジョンメッセージは、「ネットワーク社会をリードし、新しい価値観の創造を通じて、人と地球に豊かさと潤いをもたらす、熱意あふれるプロフェッショナル集団」というものです。
 女性の能力活用は、上記ビジョンメッセージを実現する非常に重要なテーマのひとつと認識していますが、諸外国と比較すると十分ではありません。IT 業界における女性技術者のパイオニアとして、ワークライフバランスにチャレンジした実体験を踏まえ、日本 IBM が取組んでいる事例を中心にご紹介させていただきました。
・女性の能力活用の必要性
・女性の能力活用阻害要因とその解決策および提言
・ITを活用した新しい働き方の実現

■講師プロフィール
  1971年3月  九州大学理学部数学科卒業
  1971年4月  日本アイ・ビー・エム (株)入社
         製造業のお客様担当システムズ・エンジニア
         製造統括営業本部統括SE部長、ソリューション統括本部
         クライアント・サーバー開発センター長等を歴任後
  1995年   IBM Corp.プロジェクト・エグゼクティブ ニューヨーク駐在
  2001年   IBM Asia Pacific の公共サービス事業ディレクター
  2002年   日本アイ・ビー・エム (株)理事
  2006年3月 日本アイ・ビー・エム (株)常勤監査役就任
 1998年1月発足の日本アイ・ビー・エム(株) 女性能力活用のための諮問機関「ジャパン・ウィメンズ・カウンシル」(略称:JWC)のサブリーダーとして、2001年1月よりリーダーとして参画。経営層やマネージメントへの提言活動、社内外の女性社員および女子学生への啓発活動に取組む。
 また、内閣府や厚生労働省を中心とした中央官庁および地方自治体関連団体主催の各種プログラムでの講演、機関紙への執筆等で活動中。

■主催
 ハイテクノロジー・ソフトウェア開発協同組合(HISCO) 九州支部
 (財)九州システム情報技術研究所(ISIT)

■協賛
 IEEE Fukuoka Section (福岡支部)

■後援
 福岡市

■参加者
 67名