社会に貢献する最先端IT技術を活用した社会実装、社会実証を産学官連携で推進しています。
ご挨拶
当ラボは、これまで培ったテクノロジーや九州における大学等の学術研究機関のシーズを活かし、社会実装、社会実証を産学官連携で推進します。
また、九州大学および産業技術総合研究所〔産総研〕等と連携・協力して、九州地域の民間企業が抱える課題に対して解決を図るほか、AI・ビッグデータ・IoT等に関連した研究開発なども共同で実施していきます。
ディレクター 荒牧 敬次(副所長兼務)
テーマ
社会に貢献する最先端IT技術を活用した社会実装、社会実証を産学官連携で推進
1. オープンイノベーションのハブ〔Hub〕
オープンイノベーションによる課題解決の場として、九州地域の経済産業振興に資する役割を担います。これにより、産業界の課題やニーズに対応することで、九州地域におけるスタートアップの支援や地方創生の実現を支援します。
2. 社会実装、社会実証を推進実行〔DoTank〕
DoTankとして、社会実装、社会実証実験を産学官連携で推進実行します。これにより、優れた発明・発見を、実社会での実装や実証に供し、社会において、競争力のある価値の創造につながるイノベーションの創出を支援します。
3. 産業界での商品化・産業化への橋渡し〔Bridge Building〕
優れた発明・発見から産業界での商品化・産業化への橋渡しを行います。これにより、豊かな社会・持続可能な社会の実現に貢献します。
具体的な取組み
実証分野
AI、IoT、 ビッグデータ&オープンデータ、ブロックチェーン、サイバーセキュリティ、ヒューマンインタフェース、バーチャルリアリティ(VR)/拡張現実感(AR)など、新たなビジネス機会を生むイノベーションに対応します。
AR・VRの研究と応用
(「はかる」×「見せる」→「役立てる」)
計測技術や可視化技術を利用し、「いつでも・どこでも・誰でも」という観点で、人々に豊かな生活を提供するシステムの実現を目指した研究開発を行っています。特に医療・スポーツ・農業の支援を対象にウェアラブルデバイスを用いた人間計測やセンサを用いた環境モニタリング、ARやVRによる情報提示などに取り組んでいます。
ビッグデータ&オープンデータ・イニシアティブ九州(BODIK)
BODIKはビッグデータおよびオープンデータを利活用した事業を展開しています。
2017年10月には、「産学官の垣根を超えたデータの利活用を促進し、九州をはじめ日本全域のスマート化に貢献する」ことを目的に「オープンデータセンター」を開設し、以下の4種類のサービスを提供しています。
Ⅰ. オープンデータカタログサイト
オープンデータを公開するカタログサイトで、自治体は無料で利用できます。
Ⅱ. オープンデータモニター
全自治体のオープンデータを集めて再分類したワンストップポータルです。
Ⅲ. オープンデータユニファイドAPI
標準化された複数の自治体のオープンデータを簡単に検索することができます。
Ⅳ. セミナー・研修
オープンデータの意義を理解する啓発セミナーや、データの公開と活用方法の習得を目的とした実践研修を開催しています。
「超スマート社会(Society 5.0)」の推進
「収集」「蓄積」「選択」「分析」「活用」といった一連の情報の流れを構築し、企業活動の高度化、そしてスマートシティの実現に取り組みます。