情報収集・提供事業(市民特別講演会) – 公益財団法人 九州先端科学技術研究所

情報収集・提供事業(市民特別講演会)

2009.11.4 開催:平成21年度福岡市・ISIT市民特別講演会

■テーマ
『暮らしに便利な情報化』

 ISITでは、従来より、市民特別講演会を毎年開催しております。これは、情報技術をはじめとした最新の先端科学技術を紹介するとともに、本研究所の活動内容などを広く市民のみなさまに知っていただくためのものです。
 今回は、福岡市との共催により、福岡市制施行120周年記念事業を兼ね、福岡市の情報化の取組み、ISITのロボット研究の紹介とともに、基調講演にサイバー大学学長 (工学博士)の吉村作治氏をお招きし、研究教育分野の情報化について語っていただきました。

■日時
平成21(2009)年11月4日(水)13:30~15:50

■会場
NTT夢天神ホール(岩田屋本館7階)
福岡市中央区天神2丁目5番35号

■プログラム
講演1 13:40~13:55
「福岡市の情報化の取り組み」
福岡市総務企画局情報化・行政改革部
部長 砂田 八郎

講演2 13:55~14:10
「ISITロボット研究」
ISIT生活支援情報技術研究室
研究室長 木室 義彦

基調講演 14:20~15:50
「研究教育分野の情報化について~発掘成果を社会に生かす法~」
サイバー大学学長
吉村 作治 氏

【吉村氏略歴】
1943年東京都生まれ。サイバー大学学長。
早稲田大学客員教授。工学博士(早大)。エジプト考古学者。
66年アジア初の早大エジプト調査隊を組織し現地に赴いて以来、40年以上にわたり発掘調査を継続、数々の発見により国際的評価を得る。05年1月には青いミイラマスクを付けた未盗掘・完全ミイラ「セヌウ」の木棺を発見、そのミイラマスクを含む発掘40年の成果を、2年間にわたり日本全国の博物館で巡回展示し、大好評のもとに終了した。さらに07年10月には、エジプト学史上非常に珍しい「親子のミイラ」 が埋葬されている未盗掘墓を発見し、大きな話題となった。 現在、エジプトで発掘したその木棺などと、カイロ博物館所蔵品を 一緒に紹介する展覧会を日本全国で巡回展示中。そして、09年2月には、ラムセス2世の孫王女の墳墓を新たに発見した。
07年、株式会社立で日本初・完全インターネット講義による『サイバー大学』 http://www.cyber-u.ac.jp/ 初代学長に就任。

■主催
福岡市、財団法人九州先端科学技術研究所(ISIT)

■参加者 
128名