交流・協力事業 – 公益財団法人 九州先端科学技術研究所

交流・協力事業

第71回 ISIT 定期交流会

■日時 平成23年8月5日(金)
講演会  15:30~17:00
交流会  17:00~18:00

■会場
福岡SRPセンタービル(ももちキューブ)2階 視聴覚研修室
(福岡市早良区百道浜2丁目1-22)

■テーマ
「福岡県における電子マネー普及の現状と今後の展望」

■講師
中田 真佐男(なかた まさお)氏 九州大学大学院 経済学研究院 准教授

■講演概要
 日本では、このところ都市部を中心に電子マネー決済が本格的に普及しつつ あります。福岡もその例外ではありません。nimoca や SUGOCA などの相互乗入れ が開始されたこともあり、電子マネーの利用者が増えているのはご存じの とおりです。
 他方では、主要な硬貨の流通枚数の減少が続いていることから、電子マネー 決済と現金決済との代替関係の有無、あるいはその代替の程度について関心が 高まっています。
 それでは、電子マネーの普及は経済・社会にどのような影響を及ぼすの でしょうか。あるいはその逆に、経済・社会でどのような環境が整うと 電子マネーの普及が進むのでしょうか。
 本講演では、報告者が福岡県在住の同一の消費者を対象に複数年にわたって 実施した独自のアンケート調査の結果を紹介し、参加者の皆様とこの問題 について考察しました。

■講師プロフィール
・1973年生まれ
・應義塾大学大学院経済学研究科修了(博士(経済学))
・財務省財務総合政策研究所主任研究官を経て2007年4月より現職
・2008年4月より、九州大学システムLSI研究センター(応用システム研究部門)兼務
【委員等】
・株式会社日本政策金融公庫評価委員会専門委員
【その他】
・KBC、FBS、TNC等テレビでのコメント6件、朝日新聞・西日本新聞でのコメント3件

■主催
 財団法人九州先端科学技術研究所(九州先端研ISIT)

■後援
 福岡市

■参加者
 42名