交流・協力事業 – 公益財団法人 九州先端科学技術研究所

交流・協力事業

第27回 ISIT 定期交流会

■日時
平成12年6月23日(金)16:00~18:30

■会場
福岡 SRP センタービル
2階 SRP ホール
(福岡市早良区百道浜2丁目1-22)

■テーマ
「XMLがもたらすもの」

■講師
菊田 昌弘 氏
株式会社シナジー・インキュベート 代表取締役

■内容
 「文書電子化」は、格別新しいテーマではなく、コンピューター利用の歴史とともに検討され続けてきました。コンピューター技術の進展とともに、ハードウェアやソフトウェアの変化に影響を受けない「文書電子化」に関する規格の必要性が説かれるようになり、1986年にはSGMLが制定され、HTMLやXMLヘの基礎となりました。
 XMLは、ネットワーク上に接続された膨大な数のシステムが相互に情報を共有できる機構を実現しようというものです。今日のWEBの広範な普及は、HTMLの「システム対人間」のインターフェース統一によるものですが、「グローバリゼーション」「パーソナライゼーション」といった経済構造に移行する中で、「システム対システム」の標準インターフェースを実現するという意味において、XMLへの期待は大きいものがあります。
 XMLに関して、これまでは困難とされてきたさまざまなネットワーク上の機構が実現しつつある今日の状況を紹介しました。

■主催
 (財)九州システム情報技術研究所(ISIT)

■参加者
 105名