第44回 ISIT 定期交流会
■日時
平成16年2月24日(火)16:00~18:40
■会場
福岡 SRP センタービル(ももちキューブ)
2階 SRP ホール
(福岡市早良区百道浜2丁目1-22)
◆第1部◆
■テーマ
「ISITのこれまでの活動と今後の展開について」
■講師
牛島 和夫
(財)九州システム情報技術研究所(ISIT) 研究所長
森光 武則
(財)九州システム情報技術研究所(ISIT) 次長
■内容
ISIT が設立されて、まる8年が過ぎました。当研究所の設立目的は、産学官の協調の下、情報関連分野における科学・技術の発展と産業の育成により地域社会および地域経済の振興に貢献することです。ISITはこの目的に沿った研究所活動を行ない、いろいろな成果を生み出してきました。ところで、この間の情報技術の進展と普及にはめざましいものがあり、また大学の独立行政法人化なども含め、社会は確実に変化してきております。このようにISITが設立された時期と今日とでは、ISITを取り巻く環境も大きく変わってきております。この機会に「これまでの活動と今後の展開」をまとめ、今後とも時代に先んじた研究所活動を展開することで地域の発展に寄与したいと願っています。今回、その概要を報告しました。
◆第2部◆
■テーマ
「特許戦略と情報処理産業」~ビジネスモデル特許をどう考えるか~
■講師
阪口 眞一 氏
弁理士
(財)九州システム情報技術研究所 知的財産活用アドバイザー
■内容
国、大学、企業、ベンチャー等さまざまな視点で知的財産の強化が叫ばれています。特許を取り巻く環境の大きな流れを確認するとともに一時大きな話題を提供したビジネスモデル特許の本質を別の切り口から分析し、情報処理 分野の特許戦略を考えるうえでヒントになる点をお話ししました。
1. 特許を取り巻く環境の変化
2. ビジネスモデル特許の代表例
3. ビジネスモデル特許の本質と特許戦略
4. 情報処理分野の研究開発と特許戦略の重要性
<プロフィール>
大阪大学工学部 電子工学科 卒業
九州松下電器 常務取締役 常任監査役などをへて現在
九州大学客員教授 九州大学技術移転推進室アドバイザー
大分大学客員教授 松下電器産業(株)客員
電子情報通信学会に所属 弁理士
■主催
(財)九州システム情報技術研究所(ISIT)
■参加者
76名