2012.9.27 開催:第12回カーエレクトロニクス研究会
■テーマ
『電気自動車用技術の最新動向』
■日時
平成24(2012)年9月27日(木)
11:00~12:00 施設見学会
13:00~17:50 講演会
■会場
九州大学 稲盛財団記念館 稲盛ホール
福岡市西区元岡744番地
■プログラム
<施設見学会>
11:00-11:30 『九州大学オートモティブサイエンス専攻 情報制御研究開発設備』
11:30-12:00 『九州大学水素エネルギー国際研究センター』
<講演>
13:00-13:15 挨拶&開催趣旨説明
村上 和彰(ISIT 副所長)
13:15-14:05
1.【基調講演】『電気自動車進化のための技術』
岩野 浩 氏 (日産自動車 EV技術開発本部 EVシステム開発部 主管)
電気自動車の進化には、モータ・インバータ,電池等の車載技術の他に、電力の授受に関する技術も重要である。電気自動車の性能向上のための技術、非接触電、V2G等今後の電気自動車に必要な技術について解説する。
14:05-14:55
2.『九州電力におけるEVインフラ等の技術開発状況』
林 秀美 氏 (九州電力 技術本部 総合研究所 主席研究員)
九州電力では低炭素社会とライフスタイル向上に向けたEV普及のため、情報配信充電スタンドや急速充電器などの技術開発を行うとともに、地方自治体との 実証試験などに取り組んでいる。それらの状況について紹介する。
14:55-15:45
3.『次世代自動車の新エネルギー技術の現状』
内山 誠 氏 (九州大学 大学院統合新領域学府 オートモーティブサイエンス専攻 教授)
次世代自動車の本命は何か?蓄電池をはじめとした多岐多様に亘る自動車用の新エネルギー技術を出来るだけ広く俯瞰し体系化し、その持てるポテンシャルを議論してみたい。
15:45-16:00 <休憩>
16:00-16:50
4.『 EV/HEV向けパワーデバイスとその動向』
佐藤 克己 氏 (三菱電機パワーデバイス製作所 パワーデバイス開発部 部長)
近年、世界中でEV/HEVが急速に普及している。バッテリーとモータ/発電機間のエネルギー変換に使用される 高信頼性・高効率なパワーデバイスは、E-モビリティ(電気自動車)の夢を実現させる電子パワートレインの心臓部である。
本プレゼンでは、これまで当社が量産してきたHEV向けパワーモジュールの紹介と、車載用の信頼性と高性能要求を実現するための取組みについて紹介する。また、本プレゼンは、チップ技術、パッケージ技術と高機能化に関するEV/HEV用パワーデバイスの動向を含む。
16:50-17:40
5.『北九州市における自動運転の実証実験~高齢者用小型電気自動車の自律走行実験~』
大貝 晴俊 氏(早稲田大学 大学院情報生産システム研究科 教授)
九州・ひびきの自律走行研究会では、自動車の自律走行・隊列走行技術の研究を行っている。特に高齢者を支援する自律走行制御技術の研究、地元のニーズを反映した高齢者用電気自動車の制御技術の研究を行い、ローコストなステレオカメラ、超音波センサ等によるエコ自律走行技術を開発している。これらの研究・開発と、大学の周囲での自律走行、障害物回避などの走行制御実験について紹介する。
17:40-17:50 閉会の挨拶
九州大学 内山 誠 教授
■主催
財団法人九州先端科学技術研究所(ISIT)
国立大学法人九州大学大学院統合新領域学府 オートモーティブサイエンス専攻
財団法人九州大学学術研究都市推進機構(OPACK)
■共催
福岡市
社団法人計測自動制御学会組込み制御システムのモデルベース開発調査研究会
■協賛
九州大学システムLSI研究センター
名古屋大学大学院情報科学研究科 附属組込みシステム研究センター
公益社団法人計測自動制御学会 制御部門
一般財団法人日本自動車研究所
株式会社半導体理工学研究センター(STARC)
財団法人福岡県産業・科学技術振興財団(ふくおかIST)
九州地域組込みシステム協議会(ES-Kyushu)
福岡市組込みソフト開発応援団
■後援
一般社団法人電子情報通信学会
一般社団法人情報処理学会 ソフトウェア工学研究会
一般社団法人情報処理学会 計算機アーキテクチャ研究会
一般社団法人情報処理学会 高度交通システム研究会
一般社団法人情報処理学会 組込みシステム研究会
公益社団法人自動車技術会
■参加者
95名