情報収集・提供事業(市民特別講演会) – 公益財団法人 九州先端科学技術研究所

情報収集・提供事業(市民特別講演会)

2011.11.7 開催:平成23年度ISIT市民特別講演会

■テーマ
研究者が語る Watson (クイズ王に勝ったスーパーコンピュータ)
― クイズ番組への挑戦と今後の展望 ―

■日時
平成23(2011)年11月7日(月)14:00~16:00

■会場
JR博多シティ大会議室
福岡市博多区博多駅中央街1-1 アミュプラザ博多 10階

■内容
 2011年2月16日(米国時間)、コンピューターの歴史に新たな1ページが加わりました。IBMリサーチの4年間にわたる研究成果である質問応答(QA)システム「Watson(以下、ワトソン)」が、米国の人気クイズ番組 「Jeopardy!」(「ジョパディ!」)に挑戦し、2ゲームを通じて、ワトソンが最高金額を獲得しました。このチャレンジを成功に導いた 質問応答と呼ばれる技術と今後の展望について、プロジェクトに参加した研究者にご紹介いただきました。

■講師
武田 浩一(たけだ こういち)氏
日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所
Senior Technical Staff Member

■講師プロフィール
IBM 東京基礎研究所にて、自然言語処理、機械翻訳、情報の可視化、テキストマイニング(TAKMI)などに関するプロジェクトに従事。
インターネット向け機械翻訳ツール製品化(翻訳の王様)、可視化を利用した情報検索ツール(MySiteOutliner)、医用文献テキストマイニングプロジェクト
(MedTAKMI)、電子カルテからの知識発見ツール、グローバルなテキスト分析技術の製品化活動などに主要な貢献を行う。
2007年12月より、質問応答技術を利用し、クイズ番組で人間の解答者に挑戦するシステムを開発するグランド・チャレンジ・プロジェクトに参画。
現在はテキスト分析手法と数理科学的手法の統合による知的システム・分析手法の構築プロジェクトに従事。

■主催
財団法人九州先端科学技術研究所(九州先端研 ISIT)

■後援
福岡市

■参加者 
72名