交流・協力事業 – 公益財団法人 九州先端科学技術研究所

交流・協力事業

第8回 ISIT 定期交流会

■日時
平成9年4月18日(金)16:00~18:30

■会場
福岡 SRP センタービル 2階視聴覚研修室

■講師
福岡工業大学 情報工学科 教授
荒屋 真二 氏

■テーマ
「VRMLの概要と仮想世界構築環境の現状」
 VRML(Virtual Reality Modeling Language)は3次元仮想世界を WWW上に構築するための言語標準です。これは限られた人々だけのものであった仮想現実をインターネットに接続可能な誰もが利用できるようにする基盤を提供します。
 VRMLはその無限に広がる応用可能性のため、現在も極めて速いテンポで発展し続けており、よりリアルな世界に向かっています。VRML 1.0は、ユーザーが自由に動き回れる3次元世界を、VRML 2.0は、1.0に音と動きを追加した世界を WWW上に構築できます。そして、VRML 3.0では、ユーザー同士が3次元空間を共有し、互いに話をしたり、ボールを蹴りあったりできるようになります。
 今回は、我々が開発しているバーチャル・カレッジを中心に、VRMLによって具体的にどんなことができるかを解説した後、基本的な制作手順と制作環境の現状を紹介しました。

■主催
 (財)九州システム情報技術研究所(ISIT)

■参加者
 57名