「中小企業・エコテクノ」展示会 – 公益財団法人 九州先端科学技術研究所

「中小企業・エコテクノ」展示会

今月初めに、北九州市の西日本総合展示場で開催された「課題解決EXPO 2023」に行ってきました。

この展示会は「エコテクノ」「中小企業テクノフェア」「DX推進フェア」「福岡県産業技術振興」などの7つのテーマが合同で行われたものです。数多くのコンパクトな企業ブースが立ち並び、無料セミナーも開催されるので、まとめて企業情報を収集するにはとても便利。特に「福岡県の産業振興コーナー」には、福岡市に本社がある独自性を持った中小企業が多数出展していました。その経営者の数名からは、熱いお話が直接聞けてとても良かったです。

大手企業の出店も見ごたえがありましたよ。トヨタの新型MIRAIには、車の断面構造を見られるカットモデルが出され、燃料電池自動車の仕組みがとても良く理解できました。
安川電機のブースでは、参加者自らロボットのティーチングをさせてもらえ、私自身がずいぶん昔に工場でロボット制御の講習を受けたころと大違い!ロボット操作もずいぶん簡単になったものだと感じました。
板硝子協会からは「エコガラス」の良さを肌で感じられる展示。ドライアイスを入れたBOXの窓に、異なるレベルのガラスを使って機能比較。①単層ガラス、②複層ガラス、③Low-E複層ガラスの違いが一目瞭然。
結露の様子が全く違うし、手を当てた時の冷え冷え感もまるで異なり、これは外の寒さが厳しい冬季には効くな~と実感できるものでした。

毎年のお正月に、老人ホームから自宅に帰って来てもらう母から「ここは寒いわ。年を取ると、特に寒さが辛いのよ!」と言われ続けているので「今年こそ、冬が来る前にはエコガラスに替えよう。補助金もある今がねらい目」と思ったのでした。

 

毎年多くの展示会が開催されるこの展示場への行き方は次の通り。
小倉駅の新幹線側のペデストリアンデッキ(高架型歩道)を、動く歩道に乗って海の方へ歩いていくと、重厚な製鉄工場を背景に見えてくるのが「レンズ風車」。巨大な羽根の風力発電を見慣れているとこれでいいの?と思ってしまいますが、コンパクトで高効率、音も静かなのです。この手前右手のリーガロイヤルホテルの向かいに見えるのが、西日本総合展示場の新館。

S.T

(a)動く歩道

 

(b)レンズ風車と製鉄工場

 

(c)総合展示場とホテル