九州経済連合会のインターンシッププログラムでISITに来ていた、福岡工業大学情報工学部修士1年の鶴さんがインターンシップを無事に終了し、所内で発表会が行われました。
8月3日(金)から9月14日(金)までの間で24日間ISITに来ていただき、機械学習のモデル開発や、セミナーのTA、イベントへの参加など、多岐にわたる活動をして頂きました。
成果発表会では、ISIT所員が見守る中、
- 福岡県警がオープンデータとして公開している過去2年分の交通事故データを利用し、福岡市における死亡・重症事故データについて、機械学習ツールを用いてデータに似た特徴を持つグループに分類する方法(クラスタリング)で7つのグループに分類した
- そのうち、4種類の似た特徴を持つグループ(クラスター)が、死亡・重症事故の大半を占めていることを突き止め、各クラスターの事故発生条件や当事者の属性を明らかにした
と分析結果を報告。インターンシップでの成長がうかがえました。
なお、この分析結果は後日福岡県警にもフィードバックされ、また11月9日の市民講演会では、当該分析事例をもとに「交通事故のホットスポットはどこだ!?」と題し、オープンデータの活用例としてISITから市民向けに紹介しております。⇒市民講演会へのリンク
これから修論や就職活動で大変だと思いますが頑張ってほしいですね。
良い知らせをお待ちしています!