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プレスリリース

プレスリリース

九州・山口圏内の「オープンデータ空白地帯ゼロ」を目指し「BODIK ODCS」運用開始。ファーストユーザーは久留米市に!

2016年3月9日
公益財団法人九州先端科学技術研究所


九州・山口圏内の「オープンデータ空白地帯ゼロ」を目指し
オープンデータカタログサイトを無償で提供するクラウドサービス

「BODIK ODCS」運用開始。ファーストユーザーは久留米市に!

 公益財団法人九州先端科学技術研究所(理事長:貫 正義、所在地:福岡市早良区、以下:ISIT)はBODIK(ビッグデータ&オープンデータ研究会 in 九州)(※1)活動の一環として、本日より、九州・山口地域の地方自治体がオープンデータを公開するためのデータカタログサイトを無償で提供するクラウドサービス「BODIK ODCS(BODIK Open Data Catalog Site)」の運用を開始しました。

 オープンデータ(※2)は行政が持っているデータを2次利用可能なライセンスで公開することで、行政の効率化、地域の課題解決、地域経済の活性化につなげていく世界的な取り組みです。欧米が先行して取り組んでいますが、2013年G8サミットでのオープンデータ憲章の合意を受け、日本でも国のオープンデータサイト(DATA.GO.JP)が公開され、先進的な地方自治体が積極的にオープンデータに取組み始めています。
 人口・税収が減少しても枯渇しない資源としてオープンデータは有効利用が期待されており、欧米ではオープンデータを利用して地域の課題解決を行うNPOの活躍や、オープンデータを活用したベンチャー企業が成功するなど、活用事例が多く見られるようになってきました。しかしながら、日本ではまだデータが出揃っていない事もあり、まだそのような状態には至っていません。

 2016年3月時点で、九州・山口地域でオープンデータカタログサイトを立ち上げているのは9つの自治体しかありませんが、BODIK ODCSを利用する事ですべての自治体がオープンデータカタログサイトを持つことができるようになります。これは全国初の取り組みです。

 本日運用を開始したBODIK ODCSのファーストユーザーは福岡県久留米市になります。
久留米市では「久留米オープンデータ活用推進研究会(※3)」を立ち上げ、民産学官一体となってオープンデータを活用した地域の課題解決に取り組んでいます。BODIKでは久留米オープンデータ活用推進研究会と連携し、周辺自治体を巻き込みながら、九州・山口圏内が「オープンデータ空白地帯ゼロ」になることを目指し活動していきます。すべての自治体がオープンデータを公開する事で、様々なオープンデータビジネスの起業・誘致が促進され地方創生の実現が期待されます。

 BODIKでは引き続きBODIK ODCSを利用する九州・山口地域の自治体を広く募集していきます。

BODIK ODCS http://odcs.bodik.jp/
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九州・山口地域のオープンデータ担当の方は
以下のリンクから申込み頂けます。
BODIK ODCS申込み

久留米市 http://kurume.bodik.jp/
kurume
各自治体のサイトデザインは、
色とロゴを変更可能です。

BODIK ODCSの概要

  • BODIK ODCS は九州・山口地域の地方自治体がオープンデータを公開するためのデータカタログサイトを無償で提供するクラウドサービスです。
  • BODIK ODCSを利用する事で自治体で独自のオープンデータカタログサイトを持つことが可能になります。
  • 指針、利用規約、グループ、タグなどオープンデータの取り組みを始めるために必要なパッケージを用意していますので、専任の担当者がいなくてもオープンデータの取り組みを始めることができます。
  • BODIKの事務局である公益財団法人九州先端科学技術研究所が運営しています。

BODIK ODCSの特徴

  • 無償のクラウドサービス
    無償でオープンデータカタログサイトが利用できるため、予算を確保する必要がなくオープンデータの取り組みを始めやすくなります。
  • 雛形を用意
    オープンデータに取り組み始める時の雛形を用意していますので、手間をかけずにオープンデータの取り組みを始める事ができます。指針、利用規約、ライセンス、グループ、タグ、メタデータなど
  • 選べるデザイン
    色とロゴを指定できるため、すでにある自治体のホームページと違和感のないデータカタログサイトが構築可能です。
  • DATA.GO.JPとの連携
    最初からDATA.GO.JPとの連携を想定した設計を行っているので、国からオープンデータのメタデータの提出を求められた場合には、簡単に必要なデータを作成できます。
  • 複数の自治体をまとめたサイトを構築可能
    周辺の自治体と連携したサイト、政令指定都市をまとめたサイトなども構築可能です。自治体同士の連携を促進します。
  • データセットを登録する担当者を複数登録可能
    オープンデータ担当部署ではなく原課の担当者にデータセットの登録をしてもらうために、ユーザーアカウントを複数設定可能です。
  • 利用者が使いやすいサイトを提供
    – キーワード検索
    登録したメタデータに対して全文検索が可能なためキーワード検索によりデータセットを見つけることが可能です。
    – ファセットナビゲーション
    カテゴリ、タグ、ファイルフォーマット、ライセンスでドリルダウン式の絞込検索が可能です。 データセットの数が増えた場合に利用者がデータを見つけやすくなります。
    – Web APIの提供
    プログラマがデータセットを利用しやすいように、データセットのメタデータやファイルにアクセスするためのWeb APIを用意しています。 CSVやエクセルなどの表データはファイル全体でなく表の一部のデータを指定して取得する事も可能です。
    – 複数のデバイスに対応
    レスポンシブデザインになっているため、PCだけではなく、スマートフォンやタブレットで表示した場合も見易いサイトになっています。
  • ユーザーオリエンテットな開発
    WordPress(※4)、CKAN(※5)のカスタマイズをBODIKで内製化しており、利用する自治体のフィードバックを常に開発に反映することが可能です。参加自治体が増えれば増えるほど高機能なデータカタログサイトになります。

用語等説明

※1:BODIK(ビッグデータ&オープンデータ研究会 in 九州)
2013年4月に発足した任意団体。主宰は福岡市、公益財団法人福岡アジア都市研究所、公益財団法人九州先端科学技術研究所。URLは下記。
www.bodik.jp
※2:オープンデータ
2次利用を可能としたオープンライセンスのデータ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/オープンデータ
※3:久留米オープンデータ活用推進研究会
(民)Code for Kurume、(産)有限責任事業組合 久留米ICT組合(LLP)、(学)久留米大学、久留米工業大学、久留米工業高等専門学校、(官)久留米市で構成される研究会。
https://www.city.kurume.fukuoka.jp/1500soshiki/9010jimukan/3010oshirase/2015-0514-1946-574.html
※4:Wordpress
世界中で最も多く利用されている、オープンソースCMS(Content Management Sysytem)。
https://ja.wordpress.org/
※5:CKAN
データカタログサイトを構築するためのオープンソース・ソフトウェア。イギリスに本部を置くOpen Knowledge が開発したもの。
http://ckan.org/

【お問い合わせ先】
公益財団法人九州先端科学技術研究所 坂本
TEL:092-852-3510
FAX:092-852-3455
E-mail:sakamoto@isit.or.jp