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研究室
情報セキュリティ研究室

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ITPro EXPO 2014見学報告

ITPrp EXPO2014見学報告

[開催概要]

日時: 2014年10月14日~同16日(見学は15日~16日午前)
場所: 東京ビッグサイト(東京都江東区)
主催: 日経BP社
参加者: 約6万5千人
報告者: 松本研究員

[概要]

講演: 2020年世界最先端IT国家の具体像~デジタル・ニッポン2014が目指す姿 (自民党IT戦略特命委員長 平井たくや氏)

「デジタル・ニッポン2014」の提言について述べられ,また日本におけるセキュリティ危機として

  • 機微な情報に対する巧妙な攻撃(所謂APT)
  • 重要インフラに対する攻撃
  • 攻撃の対象範囲の拡散 スマートフォン,スマートメータ,スマートカー
  • 世界中からの多様な主体による攻撃

を挙げ,サイバーセキュリティ基本法の概要について述べられた.このような法案は,先進国では初めてであり,各国から注目されているとのこと.当該法案本体は http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g18601035.htm にて公開.概要はhttp://www.nisc.go.jp/conference/seisaku/dai40/pdf/40shiryou0102.pdf にまとまっている.R&Dについての条文は20条,人材確保は21条,教育は22条.

[展示]

NTTデータブース

SDNを用いたセキュリティサービスと銘打って展示.SIEMで攻撃の恐れありと 判断したトラヒックをOpenFlow SWを使ってミラーし,人手で解析.OpenFlow を使うことで,トラヒックのミラーが柔軟に設定できるという利点を訴求していた.

またSDN関連製品「バーチャルネットワークコントローラ2.0」は,NTT Dataが独自に(スクラッチから)開発したOpenFlowコントローラ. Javaで記述されており,アプリ向けに提供するAPIもJava.現在キャリア向けに可用性やトラヒック制御を強 化した 次バージョンを開発中とのこと.

Preferred Networks

ITpro EXPO 2014のaward受賞とのこと.インテルブース内でディープラーニング(DL)による動画解析を展示.人の流 れを解析,人を抽出し,年齢,性別や,見学者/コンパニオンを識別するデモを行っていた. 国内ではDLに関し注目を浴びている企業であり,トヨタなどとも共同研究を進めているとのこと.

Intel Edison

ITpro EXPO 2014のaward受賞とのこと.切手大(見た所,通常の切手より一回 りは大きい)のマイクロコントローラ.基板上にCPU, メモリ,ストレージ, WLAN, Bluetoothを集約.ロボットなどの制御に用いていた.IoTビジネスの中 核に位置づけている模様.米国から開発者が来日して説明にあたっており, 力が入っている印象を受けた.

Intel Edison搭載ロボット

三菱電機 サービスオペレーションセンター

(SOC)オペレータ育成用に開発したサイバー 攻撃演習システムを展示.正常な擬似トラヒックと攻撃トラヒックをラック1基分の端末を使って生成させ,トレイニーは膨大なトラヒック群の中から攻撃ト ラヒックを発見することを求められる. 攻撃シナリオを作成するエディタなども開発していた.