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情報セキュリティ研究室

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JSSM学術講演会 聴講報告

JSSM 学術講演会「安全・安心なスマートフォンの業務活用」

主  催: 日本セキュリティ・マネジメント学会

日 時: 2012年11月27日(火)13:30~17:30(受付開始13:00)

場 所: 東京電機大 千住キャンパス1205教室

参加者: 60名程度

■スマートフォンのセキュリティの最新事情 竹森敬祐氏(KDDI研)

多くのスマートフォンアプリが端末識別に用いている端末IDでは利用者側からの無効化が困難な状況に対し、アプリケーション側で生成するUUIDを広告事業者で共有することで、利用者側から無効化可能とする方式を提案された。同方式は既にアプリケーションベンダ等からの賛同を得ているとの話だった。

 

■セキュリティの視点とBYODの心得 松下綾子氏(JSSEC GLWGリーダー ALSIアルプスシステムインテグレーション)

スマートフォンのBYOD活用ガイドラインとして、”スマートフォンで何ができるのか”ではなく”何の為にスマートフォンを使うのか”を考えることが必要と主張された。

■スマートフォンの企業導入の目的とセキュリティのバランスを考える 大木豊成氏(イシン株式会社代表取締役)

スマートフォンの急激な普及と、導入事例についてのお話だった。

 

■パネルディスカッション「安全・安心なスマートフォンの業務活用」パネラー:講演者

パネラーの印象に残った発言を挙げていくと、

  • Jailbreak, root取得について: (大木氏)iOSデバイスについては顧客側でjailbreakした事例は殆どなく、話題にも上らない。
  • Androidのセキュリティが今後どう変わるかについて: (竹森氏)悪性Javascriptの脅威は今後顕在化するだろう。その意味で悪性サイトの方が怖い。
  • BYODではワークスタイルが変わるのだから、社員と会社の責任分担の取り決めが重要になるとの会場からの発言について: (大木氏)BYODでも(業務の問題点洗い出しのための)パイロット導入が必要だ。